こんにちは、原澤塗装です！

今回は、平塚市にて木製の玄関ドア塗装のご依頼を頂きました。
その時の様子をお伝えしながら、木製玄関ドアの塗装についてお話ししようと思います。

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木製玄関ドアの上半分は綺麗だけど、雨の当たる下半分は痛みが起きたり、色褪せたり、
塗膜が剥がれたりしていませんか？
また、雨が降ると建付けが悪くなったりしていませんか？
今回はそんな内容のご依頼があり、玄関ドア単体での塗装工事を行いました。

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木製ドアの塗装方法は「不透明仕上げ」「半透明仕上げ」「透明仕上げ」に大別されます。

●不透明仕上げ…木目を生かさず、いわゆる「ペンキ」で塗る工法です。
　近日の高耐候塗料も使え、耐候性はありますが、仕上がりが単調で安っぽくなってしまいます。
●半透明仕上げ…木部道管に色物を染み込ませ、クリヤーにて保護する仕上げ方法です。
　木製ドアの仕上げ方法で一番見られる仕上げ方法です。
●透明仕上げ…白木などの木に着色せず、クリヤーのみで仕上げる工法です。
　室内のカウンターなどによくみられる仕上げ方法です。

今回ご依頼いただいた現場では、ドアの下半分が劣化しており
雨が降ると木が膨らみ、建付けが悪くなる…とのことでした。
塗りつぶすのは簡単ですが、せっかくの木製ドアなので『半透明仕上げ』をお勧めさせていただきました。

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綺麗に仕上げるためには、既存塗膜を剥がす事から始まります。
ランダムアクションサンダー、オービタルサンダー、マウスサンダー等機械を使い、
表面塗膜を剥がし…

長年蓄積された汚れをシンナー等できれいにします。

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次に、着色です。

剥がしきれない部分や劣化してしまった部分を目立たなくさせるよう、ムラ無く塗っていきます。
色のノリが甘い所やなどは2～3回塗ったりもします。
また、ウエス等を使い、濃くなった部分を拭きとったりして綺麗にしていきます。

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仕上げは保護クリヤーです。
クリヤーといってもいろんな塗料があります。
ワニス、ウレタンニス、水性クリヤー等がありますが
当事業所では、和進化学工業さんの「アクレックス 外部用クリヤー」を
よく使わせていただいています。
この塗料は、水性で乾きが良く臭気が少ないのが特徴です。
またシリコン樹脂のため高耐候で、防カビ、日焼け防止効果があります。

基本仕様は塗装一回目→研磨→仕上げ塗装となりますが、
塗布量不足になりやすく、もっと薄く何度も塗り重ねた方が
より仕上がり感や艶が良くなるので、
今回はなんと5回（！！）クリヤー塗装を行いました。

塗りムラが起きないよう、薄く塗ってはサンドペーパーで平滑に磨ぎ、塗っては磨ぎ、
最後はしっかりと塗膜ができるよう塗っていきます。

１回塗り…

２回塗り…

３回塗り…

各塗装の間に、つど研磨の工程を挟みます。

４回塗り…

そしてようやく５回目！

これでやっと完成です。

ピッカピカになり、まるで新築時の輝きが戻ったかのような仕上がりで
施主様にも大変喜んでいただけました！

今回のような艶仕上げの他にも、フラット仕上げ、半艶仕上げもあります。
どのような仕上げが良いか迷ったらお気軽にご相談ください。
木部の塗装に関しても、皆さまからの御用命を心よりお待ちしております！

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